シーンっとする保健室。 「……ごめんね、迷惑かけて」 そう口にしたのは菜摘だった。 「え?あ、ううん!大丈夫だよ!」 笑顔でいう私。 「…あのね、私湊先輩のことが好きなの。」 !?!? いきなり、どうしちゃったの!? 「う、うん」 「でもね、叶わないのかもしれないなぁ。」 切なく笑う菜摘。 そんな、切ない顔で言わないでよ。