「んっ…」

目を開けるとそこにはドアップの遥斗の顔。


「あ、起きた」

呑気なこと言ってるけど。

「え、う、うわぁぁぁ!、」

私は、びっくりした。


な、なんで?

どうして顔が近いの?


なっ…!


あれ、今日の私おかしいよ。

ドキドキしたり、ちょっと顔が近いだけでびっくりしたり。



「あ、学校!」

時刻は、8時。

「うわぁぁ、遥斗ごめんね」

そんなこと言って走る。

「おいっ…」

遥斗と私は、朝から全速力で走った。



が、遅刻でした。