え? 「ちょっ…大きくない?」 私が笑いながら言うと真剣な顔で私の手をとった。 な、なに? ドキッとするその瞳。 「なぁ…優妃? 大人になったら結婚してくれる?」 ーーーーーえ? 夢を見ているんだろうか。 「え…?」 驚く私に遥斗は 指輪を差し出した。