「あんたなんかね!!遥斗が本気で付き合うって思わないでよね!!」 そう言って、また手を振りあげる。 い、いやっ!! そう言って、目をつむる。 あ、あれれ? 何秒かしても痛みはこない。 な、なんで? 目を開ける。 ど、どうして… なんでよ…っ。 「なにしてんの?」