「手、繋いでたじゃん!!」

え?手?


「あああ!!それか!」

大声を出して言う私。

「んでんで!?」


「えっと~…まぁ、付き合ってます!」

そう言うと、菜摘が近寄ってきた。

「よかったね」

小声でそう言う菜摘。

エヘヘ


にやける私に対して、廊下から誰かが見てるなんてしらなかった。


「てか、みんなに、バレてたんだ!」

「そりゃね…」

みんな、呆れたような顔。

あ、れ??