「もうー!遥斗行くよー?」 朝から大声を出す私。 そうなんです。 遥斗が、寝坊して急いでるんです。 「わーったよ」 だるそうに、出てくる遥斗。 今日もかっこよく着こなして… 「はい!いくよ!」 自分から手を差し出す。 「ん。」 その手を握り返してくれる遥斗。 今日も、頑張れそうです。