「えぇ!?」

「優妃が応援してくれたからだよ。ありがとね…」


そう言って、微笑む菜摘。


あー。なんて、こんなにも可愛いんだろう。


私は、あとから入ってくる遥斗を見る。


「遥斗くん、おはよぉ〜」

「はよ。」

女子に、だるく挨拶して席に戻る遥斗。