るんるーん♪♪


気分良く、スキップしていく。


「お前、どうしたの?」

遥斗が、びっくりしたように聞いてくる。

「……え?」


うわぁぁぁ!!?

そうだよ…遥斗が居たんだった…

今更、遥斗の存在に気づいて顔を真っ赤にする。


「な、なんだよ?優妃、頭大丈夫?」

なんて、自分のおでこを、私のおでこに近づける。


「ひゃっ…!?」

驚きを隠せない私は、顔が真っ赤だ。