ラブレッスン

「最高の女って…。次はどこを変えればいいの?」






『へぇ?そんなにここに俺からの贈り物が欲しいの?』






薬指から口を離してニヤニヤしながら今度は指で私の薬指をさすりながら聞いてくる。







「別に今すぐ指輪が欲しいとか、すぐにでも結婚したいから聞いた訳じゃないわ。


ただ…出来るだけあなたの理想に近付きたいと思ったから…」








言ってて恥ずかしくなって左手を引っ込めて俯いた。







理想に近付きたいっていうよりは、喜んでもらいたいっていう方が強いのかもしれない。






今みたいに不敵に笑う顔も嫌いじゃないけれど。







髪を切った時、服を着替えた時。

手料理を食べてもらった時や今さっき好きだと言った時に見せてくれた様に笑ってて欲しいから。






無防備だけど惹き付けるあなたの笑顔を私だけに見せてて欲しいから。








…そこまでは恥ずかしすぎて死んでも言えないけれど。







好きな人にはいつでも笑いかけて欲しい。

隣で幸せそうに笑ってて欲しい。






きっと人を好きになるって、そういう気持ちが後から際限なく沸いてくるものなのね。