ラブレッスン

本当に嬉しそうに笑って言うから私まで笑顔になってしまう。






そして二つのしおりのひとつを結城歩に返した。




ちょっとだけ驚いた顔で私としおりを交互に見つめるその姿に笑みが零れた。







「これ持っててくれない?
私ね、思うの。あなたがこれを大切に持っててくれたお陰でまた会えたんだって。

しおりが元に戻りたくて引き合わせてくれたんじゃないかなって。

だから、離れたりしないように片方を持っててくれない?」






「由宇さんが離れたいって言っても俺は離れてなんかやりませんよ?」







差し出したしおりを受け取りながら、笑って嬉しいことを言ってくれる。







言わないわよそんな事。






だって私だって同じ気持ちなんだから。