翌朝、一睡も出来ないまま職場へと向かった。
『遠藤さんおはようございま〜す。』
沢木さんが明るく声をかけてくる。
「おはよう。昨日は迷惑かけちゃってごめんなさい。
沢木さんのお陰で何とかなったわ。」
答えながら、給湯室へ向かう私に沢木さんは何故だか付いてくる。
『その事で早速お願いしたい事あるんです。
結城さんの事で。』
ドキンと胸が音を立てた。
「…そう。わかったわ。何とかしてみるわね。
そういう機会が出来たら、連絡すればいいかしら。」
『はいっ!よろしくお願いしますね?』
ニコニコしながら戻っていく沢木さんの背中を見つめて改めて思った。
結城歩とはやっぱり潮時なんだと。
今日で、お弁当渡すのも、屋上で会うことも
最後にしなくちゃいけないんだって。
『遠藤さんおはようございま〜す。』
沢木さんが明るく声をかけてくる。
「おはよう。昨日は迷惑かけちゃってごめんなさい。
沢木さんのお陰で何とかなったわ。」
答えながら、給湯室へ向かう私に沢木さんは何故だか付いてくる。
『その事で早速お願いしたい事あるんです。
結城さんの事で。』
ドキンと胸が音を立てた。
「…そう。わかったわ。何とかしてみるわね。
そういう機会が出来たら、連絡すればいいかしら。」
『はいっ!よろしくお願いしますね?』
ニコニコしながら戻っていく沢木さんの背中を見つめて改めて思った。
結城歩とはやっぱり潮時なんだと。
今日で、お弁当渡すのも、屋上で会うことも
最後にしなくちゃいけないんだって。