ラブレッスン

「申し訳ありませんでした!私がミスして書類を破棄してしまったんです!!」




頭を下げる私に、相田部長は何も言わずに書類を確認していく。





『うん。ほぼ元通りになってるし、これフラッシュメモリーに保存してるね?』





言われて、パソコンに差していたフラッシュメモリーを手渡す。






『ミスしないように今後は気を付ける事。』





「はい。」






『よく、修復させたね。

あと一時間待って無理なようなら、声かけようと思ってた。

途中何度も声かけようと思ったけれど、遠藤さんきっと拒否するだろう?』






立ち上がって鞄を手に取る。





『送るよ。その前に頑張ってくれた遠藤さんにご褒美にご飯ご馳走させて?』






「ご褒美だなんて。私のミスがなければ、こんな事にはならなかったんです。

相田部長だってこんな時間まで巻き込まずに済んだのに。」