ラブレッスン

『そうですかね。でも今の由宇さんじゃきっと手も繋ごうとしないと思います。』





手繋ぐって…いい大人が交際は、手を繋ぐところから始めろっていうの?





怒りが急に抜けて脱力した私に





『由宇さん、お堅い雰囲気が纏ってるんですよ。

それを取り払えるなら俺は口だししませんけど?

試しに今、俺を誘惑してみて下さいよ。』







「…はい?」





な…何サラッととんでもないこと言ってくれちゃうわけ?






『俺が由宇さんに手出ししたくなるように仕向けてみて下さいよ。

それが出来たら、もう何も言いません。』






意地悪そうに笑って私を見る。