ラブレッスン

少しテーブルに突っ伏した後、あちこちに広げられた服を一つずつ手にとり

畳んだり、ハンガーに掛けたりし始めた。




『あ!アルバム発見!!』




え?と思った時にはもう高校の卒業アルバムを手にかけていた。





「勝手に見ないでよ。」





と言いつつも、止めるのも面倒。





『由宇さん発見!!

この頃って今の由宇さんとあまり変わらないですよね。』





言われてテーブルに置いたアルバムに視線を移すと、
出席順に並べられた個人写真のページが開かれてて

少しだけ微笑んだ私の写真が目に入った。





「そういえばこの頃、今と似たような髪型だったわね。
忘れてたわ。」





首もとで動くと揺れる髪先を手で触りながら高校時代の私は、今よりももう少し身なりに気を使っていたことを思い出した。





「なんか家の事でたくさん落ち込んでからは、身なりはどうでもいいやって、

ちょっとずつ気にしなくなっていったわ。」