ラブレッスン

ダイニングキッチンから顔だけを覗かせる結城歩を不思議に思い





「やっぱり、手持ちの服には使えるものなんて無さそう?」




そう尋ねてみたら、それは盛大に、わざとらしくも思える位のため息をつかれる。





『ハア…。由宇さんさ、今までこの部屋に男あげた事あります?』





なぜいきなりそんな事を尋ねるの?





『何の疑いもなく俺を家にあげたり、寝室に入らせようとしたり……

もっと警戒心もたないと。

そんなんじゃ襲われても文句言えないよ?』






「襲っ…!!な、何言ってっ…!!」





『‘お礼に家でご飯’なんて男からしてみたら他の事も期待しちゃいますよ。

だからさっき驚いてたのに、料理の腕は良いとか的外れな事言ってるし。

これからは気をつけてくださいよ?』