これ以上隠せない。
そう思い、和也に言うことにした。



「和也。」

『なに?』

「あのね、」


ものすごく間が開いた。


『なに??』

「あ、くれはね??病気なの。」

『は?なんで早く言ってくれなかったの?』

「ごめんね?迷惑かけたくなかった。」

『どんな病気?』

「たくさん。」

『え、』

「もうこわれた。くれはのからだ限界だって、」

『んだよそれ。くれはなんもしてねーのになんでくれはがそんなつらい思いしなきゃなんねーの??』

「もーいいんだよ。和也と出会えてよかった。」

『なにがいいんだよ。隠してることそれだけじゃねーだろ。』


「これだけだよ。、」