八王子さんは私に視線を向けると
「俺は悠里のこと、後輩としても恋人としても尊敬してる。
仕事も一生懸命やってくれるし、一緒にいると楽しいし、かなり惚れてるよ」
頬杖をついたまま、照れくさそうに言った。
途端に女性陣がきゃーきゃーと黄色い声を上げる。
「かなり惚れてる、だって!きゃー!咲人ったら冷めたフリして悠里ちゃんにべた惚れじゃん~!」
「おい奈美……!ったく…おまえらが言わせたんだろ!」
奈美さんに指さされて、顔をしかめる八王子さん。
私はというと……
「……//」
熱くなった顔を押さえ、固まってしまっていた。
八王子さんがあまりに自然にそんなこと言うから……!
嘘だってわかっていてもドキドキしちゃうよ……!

