アフター7の婚約者サマ!?



そんな八王子さんの様子に、周りが「なんだなんだ」とざわつき始める。

男の人は焦ったように、視線を泳がせると


「わ、わかった!次からは気いつけろよ!」


バツの悪そうに吐き捨て、そそくさとその場を立ち去って行った。

男がいなくなったのを見送ると

八王子さんは「はぁっ…」と大きなため息をついた。


「……まったく、おまえらは何やってんだ」

「「すみません」」


私達はしょんぼりと頭を下げる。

その様子を見ながら、八王子さんは呆れたようにため息をついた。


「まあいい。もうすぐ会も締めるから席に……!」


そう言いかけて、八王子さんはハッとしたように目を見開いた。


「佐田、席に戻ってろ」

「えっ、は…はい」

私のを心配そうな顔で振り返りながらも、佐田君は先に席へと戻っていった。

そろそろ一次会も終わりの時間……


「私も戻った方いいですよね…!」