アフター7の婚約者サマ!?



その声に対し、顔はいたずらを思いついた子供みたいな笑顔なのだけど。


「八王子さんってさ、水曜日何してんだろうな?」

「えっ?」


思わず声が裏返った。まるで心を読まれていたかのような発言。


「だってさ~、残業の鬼の八王子さんが水曜は絶対定時に帰るじゃん。

………気にならねえ?」


なんて怪しい笑みを浮かべつつ、佐田君は八王子さんを横目で見つめた。


幸い、私が動揺していることには気づかれていないみたい。

ホッと胸を撫で下ろす。


「そりゃ気になるけど。それはプライベートの問題だし」


八王子さんのこと……

かなり気になっているけど、わざわざ聞ける立場でもない。

すごく知りたいけど……!!


「俺さ~、考えてみたんだけど、実は八王子さん、彼女に会ってんじゃない?」

「か、彼女……!?」