アフター7の婚約者サマ!?



「なんなんだよ、あの態度。最近いきなり姫川に冷たくなったよな!?
それで姫川が元気がないこと、アンタは気づいてんだろ!?」


八王子さんのシャツを引っ張りながら、突っかかっていくけど……。

「それで?」

八王子さんは佐田君の手首を掴むと、静かに下ろし冷たい目で睨み付けた。

「言いたいことはそれだけか?」

「え?」

「俺も姫川も業務は滞りなくこなしてる。何も問題はない。
それに、俺が姫川に冷たくなったのが事実だったとして、おまえに何の関係がある?」

「それは……」


佐田君は唇を噛みしめ、うつむいて黙り込んだ。


「業務に私情を挟むのはやめてくれ。しかもここは出先だ。
もう少し大人になってくれ」


諭すように言って佐田君の横を通り過ぎると、八王子さんは私のところへ歩いてくる。