……あ、やばい。 ……嫌なこと思い出しちゃう。 あたしは涙目になりながら、必死に抵抗する。 が、男の力に、そんなのは無意味。 そして、連れてこられたラブホ。 入った瞬間、ベッドに投げられる。 「ここなら鍵あるし、大丈夫だな。」 「どうします?龍さん。」 龍と呼ばれた男は、あたしの腕を掴んでいた男だ。 「美咲が許可したんだし、好きにしていいんじゃね? ま、俺は見学希望だけど。」