イケメン王子と甘々同居中?!

頭がぐらっと大きく揺れる感覚に襲われた。


それとともに体制が崩れる自分。


そのまま階段を踏み外し、階段から落ちる感覚が体に走る。


意識がはっきりしないから、もう驚く声も出ない。



けど、その直後ふわりと何かに体を覆われた。



「綺乃ちゃん?!大丈夫?!」


「はぁ……はぁ……」


呼吸が荒くなる。


蒼空くん…?


でもこの香りは、


「おい、井波!」


「あ…やせ……くん…」


綾瀬くんが私のおでこに手を当てる。


「はぁ……はぁ……」


「熱ある。蒼空、保健室運ぶ。ちょっと手伝え」


「熱?!わ、わかった」


その会話を聞いてそのまま意識を失った。