闇姫はてきぱきと治療の準備をしていた。

「布あるか?」

「じゃ、じゃあ、俺のパーカー使ってくれ」

「ん…ちょうどいい素材だ」

それを2つに裂いた。

「「「っ!?」」」

何やってんだコイツは…

「…やっぱり貫通してるか…」

『細すぎなんだよコイツは…』と、呟いた。

昔から鬼斗を知っているような口ぶりだな…

闇姫は、静かに呟いた後、ナイフを掴み、思いっきり引き抜いた。

「ゔぁぁあ゙!」