「そんなことないよ!高野は誰が見ても、葵にベタぼれだったね!」
「あっ…、そ、そうなんだ」
私は何だかその気迫に負けて、思わず返事がぎこちなくなってしまった。
「もー。葵はもっと自信持った方がいいよ?」
「自信って言っても、功太くんがどういう人かも分からないのに…」
功太くんの事を何にも知らないのに、自信なんて持てないし自信過剰って思われたら嫌だし…。
「だーかーらー、今からたくさん高野の事知ってけばいいじゃんか!そうしたらきっと葵も自信が持てるよ!」
なぜか結衣に言われると、自信が沸き上がってくる。
本当に功太くんは、私にベタぼれだったんじゃないかって。
「うん…。そうだね。これからたくさん知っていけばいいよね!ありがと。結衣。おかげで自信がもてた」
「それは良かった!葵には幸せになってもらいたいしね」
そんなこと言われると、照れるんだけどな…。
私は初めてそんなことを言われて、照れくさくなった。

