怜央は倫子の手をとって教室を出て、学校も出て、 「怜央くん、どこいくの!?」 倫子が叫んでも、止まらない。 ついた先は、駅前のワゴン車のクレープ屋さんだった。 「いくらだった? 会長が払ったお金」 「えっと……千二百円くらいだったかな?」 「その分、クレープ食べて」