「でもそれって、会長が損してることにならない?」 怜央が美しい眉をひそめてみせる。 「そんなこと考えてなかった。でも別にいいよ」 「よくないよ」 怜央は顎に手をあてて考え込んでいたが、なかなか名案が浮かばないようだ。 すると、なにやら意味のわからないことを言い出した。