「あのねー」 倫子をにらみながら、陸が口を開く。 「今”みんななんで生徒会入ったの?”って思ってるでしょ」 厳しい口調に、倫子は声も出せずにただうなずく。 「俺らが入ったのはね、おままごとみたいに”学校のためにがんばってます!”なんてやりたいからじゃないの。自分の人気がどれくらいのものか、確かめるためにはいったんだよ」