おバカな生徒会☆革命



「はいはい、しょーもないことで張り合ってないで。倫子挨拶しないといけないんじゃないの?」
 

「あ、そうだった! 忘れてたー!」


 慌てて朝礼台へ走っていく倫子。


 生徒会長として、開会式での挨拶を頼まれていたのだった。


「ふふ。倫子のそういう可愛いところ大好き」


 麻衣が小さくつぶやいたのを、倫子は知らない。