おバカな生徒会☆革命



「生徒会なんてダサい活動、成紀がやりたがるはずないよなぁ?」


 成紀が何かを言いかけていたのに、また先輩が遮ってしまった。


「なぁ、成紀?」


 先輩が成紀の肩に腕をかけて。


 倫子の目から見ても、それは脅しているようにしか見えなかった。


「……はい」


 成紀は肩を組まれたまま、先輩に連れて行かれていく。


 その口が一言、


「ごめん」


 と動いたように見えた。