おバカな生徒会☆革命



 陸と同じ枠組みに入っていた成紀が手伝ってくれるとは、意外だった。


 それに、もともと倫子は成紀があまり好きではなかったのだ。


 自然と、好感度は急上昇する。


 流れてくる汗をぬぐって、草抜きを続ける成紀。


 ……ちょっとかっこいいかも?


 倫子がみとれているうちに、二人のそばには草の山ができていた。