「はぁ」 ため息をついて、また作業に取り掛かった倫子。 ふと横を見ると、成紀が一緒になって汗を流している。 ……なんで? 倫子の視線に気づいたのか、成紀がこちらを向いた。 「あぁ、俺も手伝うよ。一応、生徒会書記だし」