真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「…みんなに話さないといけないことがあるの。お願い」


「それは今回の事と関係あるのか?」


「うん」


何を根拠に即答で頷けるんだろう。


そんな考えが出てきたが、星川の目を見るとstarと同じ瞳をしていた。


これは確信のある目だ。


そう納得した俺の行動はきっと早かっただろう。


気づけば縦に頷いていた。


「わかった、連れていく」


「啓ちゃんっ?!」


「ありがとう!」


っ!またあの笑顔…っ。


こんな時にって感じだけど、これはぜってぇに星川が悪い!!


「出来たら遼たちにも話したいんだけど…」


「わかった。実虹、暎に病院にくるように伝えてくれ」


「も〜どうなっても知らないからね〜?」


そういう割には、言うことは聞いてくれる。


実虹は人一倍心配性なんだよな。


遼のことだって、きっと心配して焦ったんだろう。