真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「んー。…あっ、あれは?!」


星川の指の先を追いかけると、何台ものプリクラ機に行き着いた。


…まさかプリクラ撮りたいとか?


いや、その後ろにあるぬいぐるみのUFOキャッチャーかも。


「えーっと、星川さん。UFOキャッチャーがやりてぇの?」


「ううん、その前にあるプリクラ!あれ最新機種なんだよ!」


「へぇー…」


笑顔が引き攣るっ。


女の子とデートがしたこともなければ、プリクラを撮ったこともねぇ。


ぜってぇに写りわりぃし!


「ねっ、撮ろうよ!思い出にもなるし!」


思い出か…。


星川が頼んでるし、そう言われたらやるしかねぇか。


「しゃーねぇな。その変わり、写り悪くても文句言うなよ」


「言わない!撮れるなら文句言わない!」


撮れるなら文句言わねぇって…どんだけプリクラ撮るの好きなんだよ。


さすが女の子。と言うべきか?


「機種はねーあれ!まだ撮ったことないんだよね〜」


星川が指さすのは、ちょっとシンプル系のプリクラ機。


他とは違ってキラキラしてねぇから、男の俺でも入りやすい。