真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「そうなんだ…。あ、星川咲夢です!」


「咲夢ちゃんね。名前も可愛いわね♪」


「ありがとうございますっ」


名前を褒めて顔を赤くする星川。


たまに見せる笑顔は生き生きしてて、ここに連れてきて良かったと思う。


泉さんの性格なら、誰ともでも仲良くなれるだろうし。


「それで、新しい姫を紹介しに来たわけじゃないんでしょ?」


「はい、紹介はついでです」


「うん、一言余計かな」


余計か?


ついでなのはついでだし。


「星川に街案内してまして、服が見たいと言うことでここに来たんです」


「そうなの?!」


「は、はいっ」


俺のセリフに、星川をキラキラした笑顔で見つめる泉さん。


あの女子に何を言われても表情を変えない星川が…。


顔に出るくらい動揺…してる。


もしかして、女の子との関わりが少ないとか?


でも実虹とは仲がいいしな。


…過去に関係がある?


こればかりはわからねぇっ。


「星川に似合う服ってありますか?」


「あるわよ!というか、1から作りましょう!」


「「へっ?」」


この際、星川とハモったのはスルーしといて。


今、泉さんの口からすごい言葉が出たような…。