「間に合った〜っ」


バイクを近くの駐輪場に起き、待ち合わせ場所につくが、まだ星川は来ていない。


時間も待ち合わせの10分前か。


ん、飛ばした成果だな。


今日はどこ案内するか…。


女の子だし、雑貨と服屋の方がいいのか?


…男の俺には女は未知の世界だったからな。


彼女もいたことねぇのがここに出たか…。


「ねぇねぇ、お兄さん♪私とそこでお茶でもしない?」


そのセリフにため息が出る。


自分が世間で言うイケメン部類に入るのは知っていた。


実虹にすげぇ言われたし、実際ナンパには何回もあったからな。


だからといって、このタイミングでかよ…。


星川と出かけるので上がってたテンションがガタ落ちだ。


はぁ…星川がくる前に追い払うか。