あれから3日。


星川もちょこちょこ倉庫に顔を出してくれるようになった。


それが嬉しいと思う俺がいる。


ここが星川の居場所になればいい。


そう願うばかりだ。


「ところでさ、姫のお披露目、いつやるんだよ」


「あぁ…やらないとなって思ってんだよ、だけどな?やろうと思った矢先、誰かさんが用事で帰ったんじゃねぇか」


「あははっ、何のことだろうな〜」


ちっ、顔逸らしやがって。


はぁ…でも早くお披露目しねぇと。


いつまでも裏口から入ってもらうのも申し訳ねぇし。


となれば、善は急げって言うし、今日にでもするか。


下の奴らは来れるやつだけ来てもらって。


よし、そうとなれば急いで準備するか!


「よし、暎と実虹を呼べ。お披露目すんぞ!」


「待ってましたーー!!」