真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「星川、中に入るから着いてきてくれ」


「うん。でも私が入って大丈夫なの?」


「大丈夫。あいつらなら許してくれる」


俺が背中を預ける仲間だからな。


「そっか。いい仲間なんだね」


…あれ、俺仲間って言ったか?


まぁいいや。


とりあえず早く入るか。


正面とは別に、幹部室直行の階段がこの裏口にある。


知ってんのはごく一部だけ。


情報漏れの危険もあるからな。


「おーす」


「あ、啓介さん!こんにちわ」


「こんにちわ〜」


中に入ると、すでに幹部の2人が揃っていた。


学校近いみたいだし、直できたっぽいな。


制服のままだし。


「あれ、啓介さん。その後ろの子は…」


「本当だ〜!啓ちゃんが女の子連れ込んでる!」


「連れ込んでねぇよ!ちゃんと本人の了承済みだ!」


「「えー」」


「えーじゃねぇよ!」


ったくこいつらは…。


いつも冷静な暎まで悪ノリしやがって。