真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「これは反則!!」


「反則じゃねぇよ。さっきも大堀にされて反応出来なかっただろ」


「うっ…」


「まぁ、星川の場合は慣れてないのもあるけどな」


初々しくていいけど。


もし弱いことがバレるとそれを狙って襲ってくる奴もいるかもしれねぇし。


もっとは星川には危機感を持ってほしい。


「いいじゃん。…こんな攻撃してくるのは、総太と神風くんだけだし」


いや、よくねぇんだけど。


とくに大堀は。


「まっ、やらせる気も渡す気もねぇけど」


そうだ、俺か守ればいい。


もっともっと強くなって。


男から星川を守るんだ。


「ん?何か言った?」


「いや、ずっと俺の最強姫でいてほしいって言っただけ」


「ふふっ。じゃあ、神風くんは私の真面目総長でいてね!」


笑顔でそういう星川につられて口の端が上がる。


「もちろん。星川が望むまでいてやるよ」