真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

それにしてもどうしたもんか。


トラブルを解決しに行かねぇといけないが、2人のことが気になるし…。


「げっ」


目が合ったし。


こういう時に限って目が合うんだよな。


合いたくもねぇんだけど。


大堀は嫌味ったらしく笑ったと思ったら、いきなり星川の頬にキスしやがった。


あの野郎っ。


まじで殴ってやろうかっ。


待て待て、落ち着けっ。


ここは学校だ。


問題なんて起こしたら今まで真面目に過ごしてきたのが水の泡だ。


そんな俺の葛藤を知ってか、大堀はこっちに向かってくる。


…星川は固まってるし。


「よっ」


よっ。じゃねぇよ。


「何でここにいる?…大堀」


大堀の家はここから1時間はかかるはずだ。

もちろん、学校も違う。


なら何でここに、そして星川といる?