真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「暎、もういい。実虹、全員集まるように連絡してくれ」


「は〜ぁい」


いつもより覇気がないのはスルー。


どうせ、こってり絞られたんだろう。


「遼は特攻服を今持ってないやつを確認してくれ」


「よしきたぁぁあぁ!!」


「遼うぜぇ」


叫ぶ遼にそう言うと、ガーンっと効果音がつきそうなくらい落ち込みだした。


…うぜぇを超えたんだけど。


「暎はさっきの続きを頼む」


「わかりました」


「亜衣はどうする?」


さすがに連れて行くわけにはいかねぇが。


倉庫に残るなら、誰かをつけねぇといけねぇし。


「私は大丈夫。透くんのところにいるから」


透さん…。


「透さんはまだ…?」


「…うん、毎日行ってるけど全然」


毎日?!


すげぇ…そんなに行ってたのか。


そんだけ透さんのことが心配なんだろうな。


「そっか。俺達もこの戦いが終わったら見舞いに行くよ」


本当はもっと早くにいかねぇといけなかったんだけど。


タイミングがわからなくて未だに行けてないからな。