真面目総長のお気に入り〜元姫の秘密〜

「席はあの一番後ろの空いてる席だ」


一番後ろの空いてる席って言ったら…俺の横じゃん。


まぁ、他の女子はマシか。


星川ってどう見ても大人しそうだし。


「どーも、神風啓介って言うんだ。よろしく」


「…星川咲夢です。よろしく」


星川はそう言うと、静かに席に着いた。


1人が好きな感じなのか?


「仲良くするよーに。じゃ、朝礼はここまで」


先生はだるそうに教室を出ていく。


いやいや、やる気なさすぎだろ!


つぅか、やる気というよりも適当だな。


「ちょっといいかな、星川さん」


…きた。


この学校の女子はそれほど偏差値は低くない。


だからと言って超美人!って感じはいないけど。


それでも星川の姿は女子達からしたら地味に入るんだろう。


何事もなければいいが…。