その言葉に対し「いや、でも」と戸惑っている萌絵。 「いいんじゃね、うちに住めよ。 ずっとって訳にはいかないけどな」 「そうよー、その代わりお料理とか手伝ってもらうけど♪」 あれ、俺なんか忘れてる気がするけど。 母さんの視線の先を辿っていく。 ああ……萌絵を背負ったままだった。 よいしょっ、と ゆっくり床に下ろす。 萌絵はそのまま勢い良くぺこりと頭を下げた。 「よろしくお願いします……!」