庭が見える部屋に案内された。

「デカい…」

庭のことを言ったのに、

お母さんは植木のことだと思ったらしい。


「松の木。ひいじぃちゃんの代から植わってんだ。今に市の保護樹木になるって」

「何十年前から言ってんだよ」


大皿が、目の前に置かれた。

「ヤッタヤッタ!ヤッタ!!」



思わずガッツポーズ。

刺身がいっぱい!

しかも豪華!


アワビ!

エビ!

ウニ!