「大地と?大丈夫なのオマエ?」

リョウさんに言われた。


大丈夫なの?って、どういう意味なんだろう。


「とにかく行ってみますよ」

「寂しいと下半身がユルくなるから、気をつけろよ」


…そういう意味?


「ユルくなりようのない下半身なんで!」


カエデさんが言う。

「心配なら、ついてけばあ?」

「ガキじゃあるまいし。バカ2人ちょうどいいっすよ」


ジャムさんが苦い顔をした。

「ソーユー事ジャナイデショオ?」