窓から、突風が入ってきた。


目に砂入った!

イタい!


手で拭ったら、今度は薬が目に入った。

シミるっ!

アイタタタタ…


頭に手が置かれた。

「バーカ。ウソだよ」

「な…何がですか?」


目を開けた時、

もうリョウさんはそこに居なかった。