だんだんと日が短くなるように、

優斗を思い出す時間も減りつつある。


だから、好きじゃなくなった…て事じゃない。


前とは別の存在になったっていう感じだ。


「暗くならないでよお!」

腕を叩かれた。


「そうだよ。リョウさんがいるじゃない」

「ナイから。本当に」

「大島もいるし」

「ますますナイわっ!」