暖かい…。

優斗が帰ってきた。


「後半はもう、丘に上がると茜のことばっか考えてたなー」


私は、サメの歯とにらめっこしてたよ…



「土産あるのに、それもバッグに入れっパだし」

「へぇ。なあに?」

「穂積がさ、指輪も上げないとダメだよって言うから…」


おおっ!!

穂積!ナイスプレー!


「どんなの?」

「ハイビスカス」

「それなら絶対マチガイないね」

「茜のアソコみたいでしょ?」


…ぶん殴ってやろうか。

と一瞬思った。