後ろから羽交い絞めにされた。


「ちょっと!」

「好き!俺と付き合って!」

「見られてる!車が…見てる!」


唇が重なった。


おおおいい!!

何でここでなんだよ!?


ようやく唇が離れた。


「好き」

「あ、あっそう」

「一年の時から好き」


…!

私を…一年から????

「な、なんで?」

「いると落ち着く」


分からない。

暴言吐かれて、落ち着く意味が分からない…。


「付き合って」


綺麗な目だ。


優斗はバカだけど、

いやバカだからウソはつけない。

よく分かってる。


まいった。

参りました。