「もういいだろっっっ!!」

ジョッシュが泣きだした。

「もういいだろってぇ!!」


突然、手が離れた。


ジョッシュは腕を抑えながら、

「クレイジー…クレイジーだ…」

大げさに意味の分からない言葉を言いながら離れて行った。


弟たちが、あっけに取られたように見送る。


静かにお兄ちゃんが着席した。

私も座った。