私が顔をこわばらせていると、優斗のお兄さんがやってきた。 「茜ちゃん、笑いを堪えてる?」 「え…うん。苦しい」 「僕もだよ」 おっとりしてるなぁ。 優斗と大違い。 少しクセ毛だけど黒髪だし、目も切れ長で武士みたい。 「次はジョッシュ。ここにお願い」 カメラマンさんが呼ぶ。 ジョッシュがタンを吐いた。 「ガキの後かよ。やってらんねぇな」 …キッタない。 なんだ、アイツ。